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●活性酸素って何?●

体に取り込まれた酸素のうち、2%前後の酸素が不安定な構造をもつ活性酸素になってしまいます。この活性酸素は別名「フリーラジカル」といいいます。その名のとおり他の物質に触れると相手の電子を奪ってラジカル=過激に酸化させていくという物質で、いわば、体の中の暴れ者。一面では細菌やウィルスなどの外敵と闘う免疫上の武器にもなっているのですが、体内に大量発生している状態では細胞や細菌が次々と錆びつき(酸化)死んでしまうのです。特に脂質は攻撃にさらされやすく有害な過酸化物質に変わります。

代表的な活性酸素の害は細胞を障害することです。細胞膜の主要材料である不飽和脂肪酸は、元来酸化されやすく活性酸素に触れることで油の錆びた状態・過酸化脂質に変化し、細胞膜を傷つけます。しかも過酸化脂質自体がフリーラジカルとなって細胞を酸化させます。又活性酸素は細胞の核も傷つけ遺伝子(DNA)まで損傷するため、異常細胞が生まれかねません。

血管壁でこの変化が起きると内皮細胞が障害されたり、血管中のコレステロールが次々と活性酸素に酸化され、血管壁内に溜まっていきます。動脈硬化が進み血栓が発症しやすくなれば心筋梗塞や脳血栓のリスクも高まります。皮膚細胞の参加が重なれば過酸化脂質が増えメラニン色素が大量沈着して、シミやシワの原因となります。

活性酸素を増やす要因はさまざまです。脂肪の取りすぎ、紫外線、タバコ、お酒、ストレス、過度の運動、傷、感染など炎症、薬、古い食品など・・・・・。活性酸素が体内に多い状態が続けば、身体機能の老化が進行したり病気の原因となっていきます。しかし、ひとまずご安心を。なぜなら人の体は活性酸素の害を抑え込む自然の防御システムを備えているからです。

2001/07/03

 

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